greedenは、「子どものお受験の悩み」に関する調査結果を9月5日に発表した。同調査は2023年8月15日〜16日の期間、小学校・中学校を受験予定の子どもを持つ親1,010人を対象にインターネットにて行われた。

  • お子様の受験を決めたのはいつ頃ですか?

子どもの受験を決めたのはいつ頃かと質問したところ、「受験の1~2年前」(38.4%)と回答した人が最も多く、次いで「受験前1年未満」(29.3%)、「受験の3~4年前」(20.9%)、「受験の5年以上前」(11.4%)と続いた。約7割の人が、2年前には受験を決めていることが明らかになった。

また、受験を決めたきっかけについては、「将来的な進学、就職の優位性を考えて」「高校受験をしなくてすむから」「地元の公立に行かせたくない」などが挙がった。

  • お子様の受験に向けて、学習のために利用しているものは何ですか?

子どもの受験に向けて、学習のために利用しているものを質問したところ、「塾」(52.6%)と回答した人が最も多く、次いで「通信教育」(20.7%)、「予備校」(15.9%)、「家庭教師(オフライン)」(10.5%)、「特になし」(9.3%)と続いた。

また、学費以外で教育にかけている月の費用を尋ねると、「10,000円以上20,000円未満」(24.3%)と回答した人が最も多く、次いで「20,000円以上30,000円未」(19.6%)、「5,000円以上10,000円未満」(18.2%)、「5,000円未満」(13.9%)、「30,000円以上40,000円未満」(10.8%)と続いた。

  • お子様の受験に向けて取り組んでいることは、成果につながっていると実感できていますか?

子どもの受験に向けて取り組んでいることは、成果につながっていると実感できるかどうかを質問。すると、「まったくできていない」(5.1%)と「あまりできていない」(20.2%)を合計して約4人に1人が、「成果につながっていない」と感じていること明らかに。

  • 現在、お子様の受験に関連した悩みはありますか?

現在、子どもの受験に関連した悩みはあるかどうか尋ねると、「大いにある」(26.5%)、「ある程度はある」(55.8%)を合わせて約8割の人が「受験に関する悩みがある」という結果に。

具体的な悩みとして、「子どもの集中力がない」(43.4%)と回答した人が最も多く、次いで「子どもの学習意欲がない」(30.4%)、「子どもの成績が上がらない」(29.7%)、「子どもの本音がわからない」(25.2%)、「子どもが学習についていけていない」(15.4%)と続いた。

  • お子様の受験合格に向けて、学習先の先生以外にお子様が相談できる相手は必要であると思いますか?

受験合格に向けて、学習先の先生以外に子ども相談できる相手は必要だと思うか尋ねると、「とても(29.1%)+ある程度はそう思う(54.8%)」を合計して、約8割の親が子どもにとって相談相手が必要だと回答。

これについて、子どものどのような相談を聞いてあげてほしいと思うか質問すると、「親に言えない本音」(44.0%)が最多に。次いで「受験に対する不安」(43.7%)、「モチベーションに関する悩み」(33.5%)、「成績に関する悩み」(32.9%)、「学習内容や学習方法に関する悩み」(32.2%)と続いた。