2023年4月20日に発売となったスバルの現行型「インプレッサ」は売れているのか。最新の販売状況が判明したので、グレード別の販売比率や人気のボディカラーを確認してみたい。

  • スバル「インプレッサ」

    スバル「インプレッサ」の販売状況は?

どのグレードが売れている?

インプレッサはスバル車ラインアップの「スタンダードモデル」に位置づけられるクルマ。現行型は2023年3月2日に先行予約を開始し、4月20に発売となった6世代目だ。先代モデルにはセダンもあったが、現行型はハッチバック(先代ではインプレッサ スポーツという車名だった)のみとなっている。

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    現行型「インプレッサ」のボディサイズは全長4,475mm、全幅1,780mm。全高は「ST」が1,450mm、「ST-G」「ST-H」が1,515mm(写真はスバル提供、新潟県の佐渡島で撮影)

現行型インプレッサには「ST」「ST-G」「ST-H」の3グレードがあり、駆動方式はFWD(前輪駆動)とAWD(全輪駆動)から選べる。最も安価なSTは2.0Lの水平対向直噴自然吸気エンジンを搭載。あとの2グレードは2.0Lの水平対向エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」を積むマイルドハイブリッド車だ。

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    動力性能は「ST」が最高出力154PS、最大トルク193Nm、「ST-G」「ST-H」はエンジンが145PS/188Nm、モーターが13.6PS/65Nm

価格はSTが229.9万円(FWD)/251.9万円(WD)、ST-Gが278.3万円(FWD)/300.3万円(AWD)、ST-Hが299.2万円(FWD)/321.2万円(AWD)。最も安価なSTのFWDは、いろいろと装備を盛り込んだターボの軽自動車よりも安いくらいの価格設定だ。

インプレッサの4月20日から7月31日までの販売状況はご覧の通り。

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    「インプレッサ」の販売状況

販売台数は5,861台。最上級グレードのST-Hが45%と最も売れている。駆動方式は全体としてAWDが56%と多数派だが、下の2グレードではFWDが49%と割合が拮抗。8月31日にスバル広報に聞いた話によると、最上級以外のグレードでも当初はAWDが売れていたものの、ここ1カ月くらいは若干だがFWDの割合が逆転しているそうだ。クルマの乗り方が「街乗り中心」の人や、リーズナブルさに魅力を感じる人がFWDを選ぶようになっているのかもしれない。ボディカラーは「クリスタルホワイト・パール」が全体の30%で一番人気だ。

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