東急電鉄は6日、鉄道車両の検査を行う長津田車両工場と、隣接する東急テクノシステムの長津田工場(車両工場)を見学できる「東急電車まつり」を10月15日に開催すると発表した。
「東急電車まつり」は、東急線の安全に対する取組みへの理解を深めてもらうことを目的に毎年開催されていたが、2020年から新型コロナウイルス感染症の蔓延にともない開催を見送っていた。新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことを受け、今年からイベントを再開する。
イベント当日、普段公開していない車両工場内で、車体吊上げ、非常停止ボタン操作体験、モーターカー乗車体験、運転シミュレーション体験(事前抽選)などの実演や体験、「TOQ-i」(総合検測車)車内見学、レール削正車見学などの展示見学会を実施。引退した8500系の先頭車も展示される。同業他社等による鉄道グッズ販売、鉄道車両解体部品の販売、飲食コーナー、東急吹奏楽団によるコンサートなども催される。
開催日時は10月15日10~15時。こどもの国線の混雑を分散させるため、入場時間は10時以降、10時30分以降、11時以降の3回に分けられる。入場は東急テクノシステム長津田工場正門(こどもの国線恩田駅から徒歩1分)からとなる。専用応募フォームにて9月7~20日に参加申込みを受け付け、参加料金は1,000円(小学生以上)、大人1名につき未就学児1名まで無料。募集人数は2,500名程度。応募多数の場合は抽選となる。