味の素では、家庭で簡単に本格中華が楽しめる合わせ調味料Cook Doで作った料理を提供する麻婆豆腐の専門店「極麻辣麻婆豆腐飯店」(プレミアム マーラーマーボドウフ ハンテン)を9月4日から9月10日までの1週間限定でサナギ新宿にオープンしている。

  • 味の素がCook Doを使った期間限定の麻婆豆腐専門店「極麻辣麻婆豆腐飯店」をオープン

麻婆豆腐が好きな人に向けて

店舗では2023年8月19日より販売しているCook Doの「極(プレミアム)麻辣麻婆豆腐用」で作った「極麻辣麻婆豆腐定食」のみを提供する。営業時間は11時~15時 / 17時~20時で、料金はライス、ザーサイ、烏龍茶が付いて500円。

  • 麻婆豆腐専門店「極麻辣麻婆豆腐飯店」。場所は、JR新宿駅東南口を出てすぐのサナギ新宿(東京都新宿区新宿3丁目35-6)

  • こちらが極麻辣麻婆豆腐定食

味の素 調味料事業部の塩谷美咲氏は「発売から45年が経つCook Doですが、これまでは『家族で楽しめる本格中華』というコンセプトで味作りを行ってきました。ただ、8月19日に発売した極麻辣麻婆豆腐用は”万人に愛される味”というリミットを解除して『麻婆豆腐が好きな人にとってひたすらに美味しい麻婆豆腐』を突き詰めて開発した商品となっています」と説明する。

  • 味の素 調味料事業部 メニュー調味料グループの塩谷美咲氏

その特徴は、原料と製法に徹底的にこだわった高級四川料理のような麻(マー)×辣(ラー)×コク・厚み。たとえば辣油は、2種類の唐辛子と花椒(ホアジャオ)で独自開発したものを使した。そこに熟成豆板醤、ラージャン、そら豆味噌などの中華醤を絶妙なブレンドで加えることで豊かなコクと深みを実現。また別添される花椒には厚みのある味わいの赤花椒と爽やかな香りの青花椒の2種類を使用しており、好みで振りかけることで”痺れる辛さ”を味わえるとしている。

  • こちらがCook Doの「極麻辣麻婆豆腐用」。価格はオープン。2~3人前では、豚ひき肉を約100g、豆腐を1丁(約350g~400g)、好みで長ねぎを中1/3本(約30g)使用する

  • 店舗で提供される麻婆豆腐の完成イメージ

「辛さは、万人に受ける中辛ではなく、7段階で最高の辛口にしました。また、敢えてご自身で豚ひき肉などを加えていただくことで風味が増す設計になっています。モニターの皆さんには『お店でないと食べられなかった味が家庭で楽しめるのは感動的』『レトルトとは思えない美味しさ』とご好評いただいております」とアピールする。

  • カウンターの様子

  • 店内の様子

1週間の期間限定で店舗をオープンさせた狙いについて、塩谷氏は「非常に良い商品ができたという自信があり、どうやったら生活者の皆さんにお届けできるのかを考えた結果です。ぜひ多くの方にご来店いただいて、最高の環境で我々の渾身の一品を楽しんでいただけたらと思います」と説明。

ちなみに9月4日と9月5日の2日間は、敢えてCook Doで作ったことを伏せて”とある市販の合わせ調味料を使った麻婆豆腐です”という触れ込みで店舗を運営し、翌6日から情報解禁する営業スタイルをとった。この理由については「生活者の皆さんに、この美味しい調味料は何だろう、と想像していただく趣向でした」と説明する。

  • 試食してみた

さて、筆者もカウンター席で極麻辣麻婆豆腐定食を試食する機会を得た。レンゲですくうと辣油の香ばしい匂いが漂い、食欲を大いに誘う。そこで大きめにカットされた豆腐を口に運ぶと、なるほど大人の辛さ。豚ひき肉ともよく絡んでおり、奥深い旨さとコクを感じる。2口、3口と夢中になって食べ続け、白飯もあっという間に進んでいく。ここで花椒をふりかけると、風味がより一層増した。なお花椒に痺れるほどの痛烈な辛さは(個人的には)感じなかったが、味変として充分に楽しめた。食べ終わる頃には額に大粒の汗。たったワンコインで、中華料理屋さながらの満足感が得られるコスパの良さにあらためて驚かされた。

新宿の好立地に、ランチにもディナーにも最適な麻婆豆腐の専門店。気になった方は、東南口すぐの同店舗まで足を運んでみてはいかがだろうか。

極麻辣麻婆腐飯店
営業日:9月4日~10日
営業時間:11:00~15:00 / 17:00~20:00
※ラストオーダーは全日14:30 / 19:30
※最終日(9/10)は15時までの営業
住所:サナギ新宿 イベントスペース(東京都新宿区新宿3-35-66)
アクセス:JR 新宿駅東南口すぐ