富士フイルムは9月6日、神奈川事業場足柄サイトに約45億円を投じて、INSTAX“チェキ”フィルム（チェキフィルム）の生産設備を増強し、2024年秋より順次稼働することを発表した。これはINSTAX“チェキ”シリーズの世界的な需要増に対応するためで、チェキフィルムの生産能力を2025年度までに約2割向上させる構えだ。
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INSTAX“チェキ”フィルムの生産設備を増強
チェキフィルムの生産能力を一層拡大するため、神奈川事業場足柄サイトに約45億円の設備投資を行い、チェキフィルムの生産ラインを増設。INSTAXの製品ラインアップの拡充やイベント・ビジネスへの用途拡大、パートナー企業とのコラボなどにより、チェキフィルムの需要増に対応していくという。
今回の増設ラインがフル稼働する2025年度には、チェキフィルムの生産能力を現状比約2割向上させる。2022年からの設備増強による効果も合わせると、チェキフィルムの生産能力は2021年度と比べ約4割増になるという。
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INSTAX“チェキ” フィルムは、ミニ・スクエア・ワイドの3フォーマットを展開
なお、INSTAXは、日本では“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントカメラ。1998年に発売し、2023年11月に発売25周年を迎える。
日本からスタートしたINSTAXは、現在、ヨーロッパ・アメリカ・中国・東南アジアなど世界100か国以上で展開。近年では、ハイブリッド インスタントカメラ「INSTAX mini Evo」（2021年）、スマホプリンター「INSTAX mini Link 2」（2022年）、アナログインスタントカメラ「INSTAX mini 12」（2023年）などをリリースし、チェキフィルムはミニ、スクエア、ワイドの3つのフォーマットを展開する。
