フジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』(27日スタート、毎週水曜22:00~)のヒロインで、女優の上白石萌歌が演じる英子の楽曲情報が6日、明らかになった。
■作詞・作曲は幾田りらが担当
ライブハウス「BBラウンジ」でバイトをしながら歌手を目指す少女・月見英子。歌うことが心から大好きで、シンガー“EIKO”として活動し、普段は、ラウンジの観客が求めるカバー曲をパフォーマンスしているが、実は、ひそかにギターの弾き語りで自作曲を作っている。
そして、この度、英子のメイン曲である「DREAMER」の楽曲情報が解禁。同作のために書き下ろされた新曲で、作詞・作曲は幾田りらが担当したことが明らかになった。また、本日公開となったスペシャル音楽映像には、上白石演じる英子がさまざまなステージで歌唱する姿が捉えられている。
■上白石萌歌、劇中でカバー曲の歌唱も
さらに、上白石は劇中でカバー曲の歌唱にも挑戦。原田真二「タイム・トラベル」、松原みき「真夜中のドア~stay with me」、Creepy Nuts「堕天」、SUPER BUTTER DOG「サヨナラCOLOR」という、J-POP、シティ・ポップ、ヒップホップ、ロックとさまざまなジャンルの曲を歌い上げる。
なお、英子が歌う劇中曲のアルバムが11月1日に発売されることも決定した。
上白石萌歌、幾田りらのコメントは以下の通り。
■上白石萌歌 コメント
――本作書き下ろしの新曲「DREAMER」について。
初めてこの楽曲を聴いた時の、胸にじんわりと広がった感動がいまだに忘れられません。夢を追いかける英子のひたむきな心に、優しくも力強く寄り添ってくれている楽曲だと思いました。歌うことの苦しさも楽しさもこの曲にすべて込められていて、英子を演じる上で大きなヒントになりました。ただ、実際に歌ってみると想像以上に難しい曲で、何度も何度も試行錯誤を重ねました。この曲を納得のいくように歌うことができた時が、私が英子として迷いなく存在できている時だろうな、と思い、理想とする「DREAMER」を必死で追い求めました。英子を演じる上での始まりの曲であり、ゴールのような曲でもあります。
――楽曲提供して下さった幾田さんについて。事前にやりとりされたことはありますか?
幾田さんとは以前、ラジオで共演して以来、うれしいご縁が続いた方で、楽曲を提供して頂けることを聞いた時、とてもうれしかったです。感謝の気持ちをお伝えしたら、“萌歌ちゃんの声を頭の中で浮かべながら曲を作ったから、そんな風に言ってもらえてうれしい! 大切に歌ってくれてありがとう!”などのメッセージを頂きました。幾田さんは尊敬する同世代のひとりで、同士のような存在なので、このような形でご一緒できて幸せでした。
――「DREAMER」の特に注目してほしいポイントは?
英子の成長が、この曲の中で鮮やかに描かれているので、物語と重ねながら、聴いてほしいです。また、英子にとって音楽がないと生きられないことを表す美しい歌詞に、原作へのリスペクトも感じられるので、このドラマの放送と合わせて、「DREAMER」の楽曲も楽しみにして頂けるとうれしいです!
――新曲に加え、カバー曲「タイム・トラベル」、「真夜中のドア~stay with me」、「堕天」、「サヨナラCOLOR」も歌唱されますが、いかがですか?
今まで自分では挑んでこなかったようなジャンルの楽曲に、たくさん挑戦させて頂きました。とりわけ、Creepy Nutsさんの「堕天」は自分の中でも新境地でしたが、飛び込んでみるとすごく楽しかったです。練習する際に、英子としてのライブ上でのステージングも合わせて研究することで、楽曲への理解度が徐々に深まっていきました。どの曲も、この作品ならではのパリピテイストなアレンジなので、そちらも合わせて楽しみにして頂けるとうれしいです。
――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
スペシャルな布陣でお届けする、音楽愛にあふれた作品です。音楽が人生のシーンを彩るように、この作品の中での音楽も登場人物たちの思いをキラキラと照らしてくれています。作品と合わせて、すばらしい楽曲の数々をお楽しみに下さい!
■幾田りら コメント
――劇中歌「DREAMER」の楽曲提供について。
最初にお話を頂いた時、原作を拝見してさまざまな資料も読ませて頂きました。本作の主人公の英子と自分が重なる部分があり、私の人生も投影できたらいいな、という思いでリアル感を込めて、作詞・作曲をさせて頂きました。そして、英子の人生や萌歌ちゃんの人生にもリンクするように書かせて頂きました。
――上白石さんと事前にやりとりされたことはありますか?
萌歌ちゃんのラジオ番組に呼んで頂いたのがきっかけで、そこから仲良くさせて頂き、いろいろなお仕事でご一緒させて頂く機会が増えました。今回もご一緒させて頂くことが決まったあと、萌歌ちゃんから連絡を頂いて、“りらちゃんの人生とも、英子の人生とも、わたしの人生とも重なる、心から大切な曲になりました。ありがとう!”とメッセージを頂きました。私も本当にうれしかったです。
――「DREAMER」の特に注目してほしいポイントは?
いっぱいあってすごく迷うのですが……(笑)。メロディーはすごく滑らかではありますが、要所要所に英子にとっていろいろな思いを経ての“決意の言葉”を入れさせて頂きました。英子の強い意志が見える“強い言葉”でありたいという気持ちを込めています。また、後半の“飽きるほど腐るほど この心掴んで揺さぶり離さないもの”という歌詞は、自分にとって、“音楽というのがどういうものなのか?”“自分の人生にとって歌はどんな風に向き合ってきたのか?”と本質を考えるような歌詞になりました。そこがメロディーと一緒に思い浮かんだとき、きっとこれはキーワードになるな、と思いました。英子や萌歌ちゃんにとっても良い言葉になるんじゃないかな、と思ったので、そこにも注目して頂きたいです。
――上白石さんが歌う「DREAMER」の完成した曲を聴いて。
私は萌歌ちゃんの歌声が本当に大好きで、まず自分の作った楽曲を萌歌ちゃんの声で聴けるなんて……という感動がすごくありました。もちろん英子のことを考えて作った曲ではありますが、英子を演じる萌歌ちゃん自身の歌に対する思いが、この曲に乗って歌ってくれてるんだな、と思ったら胸がグッと熱くなりました。
――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
夢を追う旅路で訪れる苦悩や葛藤と向き合いながら、それでも希望を抱き、自分自身を信じ抜く強さを、英子・上白石萌歌ちゃんの歌う「DREAMER」から感じて頂けたらとてもうれしいです。是非、楽しみにしていて下さい!
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