MMD研究所は9月5日、「日米韓3カ国比較:マンガ・WEBTOON・アニメに関する動向調査」を7月18日〜7月23日に実施し、その結果の第1弾としてマンガ編を公開した。

  • マンガを読む頻度(MMD研究所調べ)

日米韓に住むスマートフォン、タブレット、PCいずれかを所有する20歳〜39歳の男女(日本655人、アメリカ566人、 韓国576人)を対象に、マンガ(日本のマンガに限らない)を読む頻度を聞いたところ、月に1回程度以上読む人の割合は、日本が51.2%、アメリカが54.0%、韓国が61.4%となった。

予備調査から抽出した、半年に1回以上マンガを読むもしくはアニメを見る20歳〜39歳男女(日本484人、アメリカ 452人、韓国475人)を対象に、マンガを読む頻度を聞いたところ、半年に1回以上読むと回答したのは日本が82.9%、アメリカが78.6%、韓国が89.1%となった。

次に、半年に1回以上マンガを読む20歳〜39歳男女(日本401人、アメリカ355人、韓国423人)を対象に、マンガを読む方法を聞いたところ、日本は「アプリ」が最も多く58.6%、次いで「紙媒体」が 48.9%、「電子書籍を購入&ダウンロード」が34.6%となった。

アメリカは「アプリ」が72.5%で最多、次いで「ブラウザ」が70.8%、「電子書籍を購入&ダウンロード」が70.5%。韓国は「アプリ」が76.2%と最も多く、次いで「ブラウザ」が71.9%、「電子書籍を購入&ダウンロード」が42.9%となった。

  • マンガを読む方法(MMD研究所調べ)

半年に1回以上マンガを読む20歳〜39歳男女(日本401人、アメリカ355人、韓国423人)を対象に、最もマンガを読む方法を聞いたところ、デジタル媒体と回答したのは、日本が73.3%、アメリカが64.5%、韓国が90.7%で、韓国は日本とアメリカと比べてデジタル媒体でマンガを読んでいる割合が高かった。

読んだことのあるマンガが制作された国を聞いたところ、日本は「日本」が93.9%で最多、次いで 「韓国」が10.1%、「アメリカ」が8.2%。アメリカは「アメリカ」が87.3%で最多、次いで「日本」 が62.4%、「韓国」が36.7%。韓国は「韓国」が91.2%と最多く次いで「日本」が77.1%、 「アメリカ」が32.9%となった。

  • 読んだことのあるマンガが制作された国(MMD研究所調べ)

半年に1回以上マンガを読む20歳〜39歳男女(日本401人、アメリカ355人、韓国423人)を対象に、マンガを読むことに対して1カ月間でかける金額を聞いたところ、日本は「0円」が38.7%と最も多く、次いで「1円〜1,000円」が35.9%。アメリカは「1,001円〜3,000円」が31.2%で最多、次いで「3,001円~5,000円」が20.6%。韓国は「0円」が44.2%と最多、次いで「1円〜1,000円」が30.9% となった。

  • マンガを読むことに対して1カ月間でかける金額(MMD研究所調べ)