JR貨物は5日、北海道地区で農産品の収穫期に合わせ、本州に向けて運転している馬鈴薯輸送の専用列車について、今年の運転スケジュールを発表した。
同社は北海道地区で生産される多くの農産品を全国各地に輸送しており、北海道外に出荷されるもののうち、馬鈴薯については約4割、玉葱については約6割を同社が輸送しているという。馬鈴薯輸送に関して、定期運転の貨物列車に加え、秋冬期の輸送力増強施策として専用列車も設定。2022年度の輸送実績は20日間(9月12日から10月2日まで)で輸送コンテナ個数(片道)2,000個とされている。
今年も馬鈴薯輸送の専用列車を9月12日から運転開始。10月5日までのうち23日間、北海道の帯広貨物駅から埼玉県の熊谷貨物ターミナル駅へ運転(第9078~8054~9085列車)される。輸送力としてコンテナ車20両、12ftコンテナ100個、輸送コンテナ個数2,300個を予定している。