女優の吉瀬美智子が、フジテレビ系ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(10月スタート、毎週金曜21:00~)に出演する。
ムロツヨシ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉が、平手友梨奈演じる超エリートなのにどこか不器用でポンコツな新人弁護士・天野杏に振り回されながら、パラリーガルとして奮闘する“育成型リーガルエンタテインメント”の同ドラマ。吉瀬が演じるのは、蔵前が30年間マネージャーとして支えた人気女優・笠原梨乃だ。
学生時代から街を歩けばスカウトされるほどの美女で、数多くの有名俳優を抱える大手事務所に所属。圧倒的なルックスと天才的な演技力で瞬く間に芸能界を席巻し、弱冠20歳で人気を盤石なものに。しかし人気が上がるにつれ、異性関係、酒癖など私生活で問題を起こすようになり、仕事にも支障を来すように。彼女から逃げ出してしまうマネージャーが続出し、事務所は頭を悩ませていた。
そんな折、撮影現場でたまたま自分の近くにいた蔵前を新人マネージャーと勘違いした梨乃は、無理難題を次々と押しつけるが、蔵前はその全てを完璧に対処。これまでのマネージャーにはなかった機転の早さ、細やかな気遣いに感動した梨乃は、蔵前を自分のマネージャーとして採用することに。それから30年間、梨乃の唯一無二のタレント力と蔵前の完璧なマネジメント力、二人三脚で日本のトップ女優という地位を築き、いよいよ2人の夢だった海外進出を…というタイミングで、突然、梨乃は蔵前を解雇してしまう。
蔵前は梨乃から解雇されたことをきっかけに、法曹界という新たな世界へ飛び込んでいく。また、蔵前と袂を分かった梨乃が、今後どのように物語に絡んでいくのか…。
■吉瀬美智子 コメント
――本作の台本をお読みになって、いかがでしたか?
「私、ムロツヨシさんのことが大好きなんです!だから今回初めて共演させていただけてうれしいのに、振り回してクビにしてしまうのがすごく悲しくて(笑)。でも梨乃は、今まで自分自身がやったことがない二面性のある女優さんの役なので演じるのが楽しみです。また今作はオリジナル作品なので、蔵前と杏、2人がどのように成長していくのか、展開が気になります」
――初共演となるムロツヨシさんの印象について、また、撮影で楽しみにしていることについてお聞かせください。
「作品を拝見していて、すてきな役者さんだなと思っていて。昔、スタジオで偶然お会いしたことがあったんです。吹き抜けのスペースで、ムロさんは1階にいらして、私は2階にいて。思わず興奮して、上からうわ~って手を振ってしまったんです(笑)。今作では蔵前を怒るシーンが多いのですが、ムロさんを目の前にしてうれしさのあまり目が笑ってしまわないか心配です」
――初の女優役を演じる上で心がけようとしていることはございますか?
「表裏がはっきりしていて、素が垣間見えると怖い女優さんですが、視聴者の皆様に“もしかして、吉瀬は素でやってるんじゃないか?”と思っていただけるようなお芝居ができたらと思っています。初めて演じるキャラクターなのでワクワクしています。ムロさんとの掛け合いもすごく楽しみです」
――見どころなど、視聴者の方へメッセージをお願いします。
「見たことがないようなすごくいや~な女優を精いっぱい演じさせていただきますので、楽しみにしていてください(笑)。1話で梨乃は蔵前をクビにしてしまいますが、あることがきっかけで再会する…と伺っていますので、私も今後の展開をすごく楽しみにしています。毎週、すてきなキャストの皆さんが満載だと思いますので、ぜひご覧ください!」
■プロデュース・金城綾香氏(フジテレビ ドラマ・映画制作部) コメント
「ムロさん演じる蔵前が人生を賭けて支える大女優ということで、私の中では最初から“なんとか吉瀬さんに演じて欲しい!”と勝手にイメージが固まっていました。凛(りん)として美しく、それでいてたくさんの表情を魅せてくださる吉瀬さんは、大好きな女優さんでしたし、ご本人がとっても優しい方だと存じ上げていたので、この意地悪な梨乃の役がご本人と正反対であることも面白いポイントだなと思っていました。蔵前の人生に大きな影響を及ぼしてきた梨乃が、物語の要所要所で蔵前の心を大きく揺るがします。全話通して素敵な役割を果たしてくれる梨乃を楽しみにしていただきたいです」
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