JR西日本とJR東日本が北陸新幹線金沢~敦賀間開業に伴う運行計画の概要を発表。2024年3月16日の開業に合わせ、北陸本線を走る特急「サンダーバード」「しらさぎ」は運転区間を短縮し、「サンダーバード」は大阪~敦賀間、「しらさぎ」は名古屋・米原~敦賀間となる。
現行の特急「サンダーバード」は大阪~金沢・和倉温泉間で25往復(不定期の列車も含む)を設定。多客期に臨時列車も運転される。現行の特急「しらさぎ」は名古屋~金沢間で8往復、米原~金沢間で8往復、計16往復(不定期の列車も含む)を設定。「サンダーバード」「しらさぎ」ともに681系・683系による運転だが、「サンダーバード」は2015年以降に内外装をリニューアルした編成がおもに使用される。「しらさぎ」で使用する編成は、車体側面の窓下に配したラインが青色とオレンジ色(名古屋へ直通するイメージを表現)の2色となっている。
来年3月の北陸新幹線金沢~敦賀間開業にともない、「サンダーバード」は敦賀~金沢・和倉温泉間、「しらさぎ」は敦賀~金沢間の運転を終了。「サンダーバード」は大阪~敦賀間で25往復の運転を予定しており、敦賀駅で北陸新幹線「つるぎ」と接続する。
「しらさぎ」は運転区間の短縮に加え、米原~金沢間で早朝・深夜に運転される上下各1本について、北陸新幹線と接続できないことから全区間で運転終了に。北陸新幹線金沢~敦賀間開業後の運転本数は名古屋~敦賀間8往復、米原~敦賀間7往復、計15往復となり、各列車とも敦賀駅で北陸新幹線「つるぎ」と接続する。