女優の八木莉可子が、フジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』(27日スタート、毎週水曜22:00~)で、アイドル役を演じる。
八木は、路上ライブで英子(上白石萌歌)と出会うシンガー・久遠七海役として出演。七海は、実はアイドルユニット「AZALEA」のベースボーカルというもう一つの顔を持つ。
「AZALEA」は、元は3人組のバンドユニットだったが、ある音楽プロデューサーとの出会いをきっかけに仮面アイドルユニットとして活動することになる。すると、瞬く間に熱狂的ファンが付き、人気を博す。
八木以外の「AZALEA」のメンバーはオーディションで選ばれ、一夏役に女優・声優・グラビアと幅広く活動する葵うたの、双葉役に秋元康氏プロデュースのアイドルバンド「ザ・コインロッカーズ」の元メンバー・森ふた葉が抜てきされた。
「AZALEA」の代表曲「No Future But Go To Future」の歌唱映像も公開された。今作のために書き下ろされた新曲で、作詞・作曲は、浜崎あゆみやDREAMS COME TRUE、SMAP、私立恵比寿中学など多数のアーティストのサウンドプロデュースを手がけるCMJKが担当。ダンスの振り付けは、米津玄師やMISIA、また、「<NHK>2020応援ソング プロジェクト」の楽曲として制作された「パプリカ」の振り付けを手がけたダンサー・振付師の辻本知彦が手がける。
ポップで耳に残るループ・ソングで、ダンスは無機質なロボットダンスに加え、サビに入るとシンプルな振り付けで、音楽に乗りやすいリズムのステップが特徴的なポップなダンスになっている。
■八木莉可子 コメント
――改めて、アイドル「AZALEA」としての出演について
「最初はやはり不安が大きかったです。今回、ギターとベースとダンスと歌に挑戦したのですが、ダンスは以前CM撮影で挑戦したことがあるだけで、それ以外は全くの未経験でした。ほとんどの共演者の方が音楽やダンスの経験がある中で、演奏したり、踊ったりするのが私で大丈夫だろうか、という気持ちが素直に言うとありました」
――事前に準備したことや役作りなど意識した点はありますか?
「七海は、アイドル、バンド、弾き語り、と3つの歌の姿があり、それぞれ全く違った印象を持っている子です。私自身は、音楽に挑戦するのは初めてだったので、とにかく音楽オタクの七海に近づけるように、ボイトレと楽器の練習を頑張りました。意識としては、七海は気持ちが強い子だな、と思ったので、まずは自分に自信を持って演奏をしたり歌ったりできるようになることを目標にしました。思い返せば、自分の中で焦りがあったのか、ベッドに入ったのに不安になって、もう1回電気をつけて、ギター練習をした日もありました(笑)。ダンスに関しては、衣装を着ながらの踊りは難しく、見せ方まで全然変わるので、衣装一式をお借りして、スタジオで個人練習したりする日もありました。できるだけ、3つの七海像に変化が出せるように心がけました!」
――本作の書き下ろしの新曲「No Future But Go To Future」について
「実は、七海の歌う曲は何曲かあるのですが、この曲が一番好きです。歌詞はもちろん、何よりAZALEAの3人はこの歌が大好きだと思います。フォーメーションが変わったり、舞台の大きさによってダンスの距離感を変えないといけなかったり、振りの練習をする中でより良くするために変えて、試行錯誤しながら練習に励みました。そうやっていろいろな変更を重ねて、今のカタチになり…本当にアイドルとしてのAZALEAを体験しているようでした。メンバーの葵うたのちゃんや森ふた葉ちゃんとの仲も深まった歌だと思っています!撮影裏でも、時間があれば、よく合わせて踊っていました(笑)。キャッチーなダンスと歌詞もステキなので、ぜひ、たくさんの方々に注目してもらえるとうれしいです!」
――「No Future But Go To Future」の特に注目してほしいポイントは?
「キャッチーな衣装とダンスが特徴なのですが、それだけではなく頑張る人を肯定して背中を押してくれるような歌詞になっているので、ぜひ、そこに注目してほしいです! 歌全体を通して“変わる事は悪い事じゃないよ”というメッセージが込められています。 AZALEA3人、それぞれの個性や胸に秘めた思いに合わせるように、踊り方も違うので、そんなところにも少し着目してもらえたら、ドラマがもっと面白くなると思います!」
――視聴者の皆さんへのメッセージ
「撮影中に共演者の方々の歌も少し聴かせて頂いたのですが、どれもすごく圧巻で、それぞれの色があり、ステキでした。目だけじゃなく、耳でも、リズムに乗ってカラダでも楽しめる新しいドラマになっていると思います。ぜひ、いろいろな感覚で楽しんで頂けたらうれしいです!」