iPhoneのAIアシスタント「Siri」は、なかなか賢いヤツです。適当に話しかければ、天気予報の確認でもプロ野球の試合結果でもすぐに調べてくれます。アラームのセットやカレンダーのイベント作成もお手のもの、口頭で指示すればちまちまとキーボードを叩く必要はありません。
しかし、少し先読みし過ぎでは? 世話を焼きすぎでは? と思うシチュエーションも。「Siriからの提案」機能は、旅行サイトから届いたメールを分析しイベント作成に誘導してくれるのはまだしも、時計アプリによるアラーム設定など不要なことが多い機能もあり、"大きなお世話"と思ってしまう場面が少なくありません。
なかでもやり過ぎ感が漂うのは、マップアプリに表示されるSiriの提案です。自分で検索した地名・駅名が表示されるのなら納得できますが、最近訪れた場所を提案してくるのは...位置情報を分析のうえ提案しているのでしょうが、何の用で出かけたのか推測できるような場所・建物名はうかつに表示しないでほしい、そう強く願う人も少なくないはずです。
この問題を解決するには、対象とするアプリの設定画面で表示を禁止します。マップアプリの場合、「設定」→「マップ」→「Siriと検索」の順に画面を開き、「Appに表示」スイッチをオフにすればOK。これで、マップアプリで「よく使う項目」にSiriの提案が表示されることはなくなりますよ。