ハルタは9月1日、セルフリトリート型宿泊施設「haluta hotelli still(ハルタ ホテリ シュティル)」を長野県北佐久郡軽井沢町に開業した。

  • haluta hotelli still レセプション

同ホテルは浅間山麓森のてまえ、もともとは人の行き来が多い交通の要所でもあったドライブインを改修してつくられた。

家具はすべてヴィンテージ家具による設え。2000年からヴィンテージ家具を扱うなかで収集されたユニークピースによる個性のある空間を設えている。内装は、天然素材を組合せて設計し、ゲストにとって理想的な空間をつくり出したという。 また、塗料なども負荷の少ないものを使用し、プラスチック製品は使用せず、環境に配慮したhotelli運営を目指している。

  • haluta hotelli still

また同ホテルは、デンマークの厳しい冬を快適にする100%自然由来の断熱材「ロックウール」で建物を覆っている。熱性能の向上と空気環境を快適にする設計が施されており、寒暖差による心身の不調や集中の改善など、"空気の良さ"を体験することできる。

部屋は3つのテーマ"grand room"、"studio"、"terrace"で用意。1部屋2名まで宿泊が可能。すべての部屋に、ツインベッド、ダイニング、キッチン、バスタブ、トイレが備え付けられている。宿泊料金は1泊1室2名利用時6万4,000円~(朝食付き)。

  • haluta hotelli still グランドルーム

grand room(グランドルーム)は住まうような滞在をイメージしながら計画されたゆったりとした一室。雄大な蓼科山を望み、光の移り変わりを感じながら過ごすことができる特別なつくりとなっている。壁は身体や環境にも優しい滋賀のシリカによる左官仕事。床材は米松で、化学物質過敏症の方でも安心して過ごせるオーガニックペイントによる仕上げ。樹齢200年のヒノキによるバスタブはゆったりと身体をあずけることができるリラックスサイズ。アメニティも含めて天然素材を用いている。寝具は天然素材・馬のテールヘアー100%でできたマットレスを用意。

  • haluta hotelli still ステューディオ

studio(ステューディオ)は、ワーケーションで軽井沢で過ごす人をイメージした一室。バスルームからは雄大な蓼科山を望み、開放的なひとときを過ごすことができる。樹齢200年のアラスカヒノキによるバスタブ。寝具は天然素材・馬のテールヘアー100%でできたマットレスを用意。

  • haluta hotelli still テラス

terrace(テラス)はコンパクトでありながら、広いテラスを有する一室。窓からみえる北側の国有林の森は健やかな時間を提供する。