オンライン診察でピルを処方するサービス「smaluna(スマルナ)」を運営するネクイノは8月31日、婦人科に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は8月2日~10日、調査対象はスマルナユーザー女性、有効回答は535人。
まず、婦人科の受診有無を調べると、「受診したことがある」と答えた人は89.2%で、うち「オンライン診察のみ受診をした」人は3.2%。また、婦人科検診(子宮頸がん検診や乳がん検診など)を受けたことが「ある」人は73.6%に上った。
一方、「婦人科を受診したことがない」と答えた人(10.8%)にその理由を聞くと、「婦人科に行かなければならないような症状や不調がないから」が最も多く46.6%を占めた。
続いて「婦人科検診(子宮頸がん検診や乳がん検診など)を受けたことがない」と答えた人(26.4%)にその理由を問うと、婦人科受診をしたことがない理由と同じく「思い当たる症状や不調がないから」が38.3%でトップ。さらに、婦人科検診を受けたことがない人を年齢別にみると、18〜29歳では約7割に上り、若い世代の検診率が低いことがわかった。
「性感染症検査を受けたことがある」と答えた人は34.2%。一方で「ない」と答えた人は65.8%で、その理由としては「思い当たる症状がないから」が一番多く77.3%に達した。
現在、婦人科に関する自分の身体の悩みや不調を感じている人は46.9%。具体的には、1位「生理痛の強さ」(41.4%)、2位「生理不順」(25.1%)、3位「経血量の多さ」(22.3%)となった。