俳優の佐藤浩市が8月26日、YouTubeチャンネル『笑う小沢と怒れる仁志/小沢仁志』で公開された動画「【偉大な父】佐藤浩市が明かす! 三國連太郎への『反発心』と若手時代の『苦労と闘い』【公開中『春に散る』撮影秘話も】」に出演。芝居で影響を受けた俳優を明かした。
■佐藤浩市、芝居の手本にした俳優は?
「お芝居のお手本にした俳優はいる?」というトークテーマにて、佐藤は「手本にしたというのはないけど……」と前置きした上で、「でも結局、子どもの頃から三國の現場をずっと見てたからね。撮影所に連れて行かれて」と、父・三國連太郎さんの名前を挙げることに。
そして、「昔ながらの映画の作り方は、ワンカット、アップ30分、ちょっと引きで1時間。ドン引きルーズだったらワンカット2時間っていう、その時間でどれだけ時間をかけて芝居を作り上げるか。その間に照明・撮影を準備しながら。モニターなんかないわけだから」と説明しつつ、「子ども心に『映画作りってこういうものなんだ』っていうのをずっと見てたからね。それが結局染み付いちゃってる」としみじみ。
さらに、「大好きな先輩はいっぱいいたし、アウトローにも憧れて、(松田)優作さんやショーケン(萩原健一)さんの芝居を見て憧れることもあったけど、やっぱりどうしても三國になっちゃうなあ。お芝居のそれって。イロハというか」と打ち明けていた。