京浜急行電鉄とJR東日本は、両社が事業主体となって進める品川駅街区地区の再開発計画について概要を発表した。京浜急行本線連続立体交差事業で整備される京急線品川駅の駅施設を高架から地上へ下ろし、ビル3棟を建てる計画となっている。
オフィス、店舗、駅施設等が入る地上28階・地下3階の高層ビルを建てる「北街区」、同じくオフィス、店舗、駅施設のほか、ホテル等も入る地上28階・地下2階の高層ビルを建てる「南街区(南-a)」、オフィスと店舗が入る地上9階・地下1階のビルを建てる「南街区(南-b)」の3街区に分けて工事を進める。
「北街区」はJR東日本を事業主体とし、2030年度の完成をめざす。「南街区」は京急電鉄を事業主体とし、「南-a」は2036年度、「南-b」は2032年度の完成をめざす。
この計画は今後、都市再生プロジェクトとしての区域計画認定に向け、東京都都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きが進められる予定だという。