JR東海は1日、リニア・鉄道館で開催する秋のイベントとして、「381系中央本線走行開始50年記念イベント 」をはじめ、在来線シミュレータ運転教室、「ぴよりん」のラッピングバスとの綱引き・試乗体験など発表した。
「381系中央本線走行開始50年記念イベント」は、381系が特急「しなの」として中央本線でデビューしてから50年となることを記念し、10月4~30日に開催。期間中、381系の貫通扉を常時開放するほか、特急「しなの」の歴史紹介、国鉄時代の在来線車両ジオラマ走行も予定している。
在来線シミュレータ運転教室は、現役で活躍するJR東海の在来線運転士が在来線シミュレータで運転操作を披露。運転士が先生となって参加者に運転のアドバイスを行う。10月8日と11月23日は14時から実施。10月14日は10時20分・11時・11時40分・12時20分・13時・13時40分・14時20分・15時からの計8回を予定している。所要時間は各回30分。小学生以下の子と保護者を対象としており、参加料金は1組100円。総合案内で受付を行い、先着順で各回4組程度を受け付ける。
10月8日と11月23日は乗務員の仕事の様子がわかる「お仕事紹介」を実施。10月14日は「お仕事紹介」に加え、現役乗務員と写真撮影ができる「記念撮影会」も無料で行う。「お仕事紹介」や「記念撮影会」の受付方法と開催時間は当日に館内で案内される。
10月22日と11月19日、普段入れない「収蔵車両エリア」で探索できるイベントを「こどもパスポート」所有者向けに開催。各日11時30分・14時30分からの2回行われ、総合案内にて先着順で各回10組30名程度を受け付ける。「こどもパスポート」所有者と同伴者(各組最大4名まで)が対象。なお、2023年度の「こどもパスポート」は10月2日までの販売となる。
国鉄バス第1号車の企画展に合わせ、名古屋名物「ぴよりん」とコラボしたラッピングバスが会場に展示される。当日はぴよりんバスとの綱引き対決や、リニア・鉄道館周辺での試乗体験に加え、記念撮影会も実施。11月3~5日の各日10時30分・11時45分・13時45分・15時・16時15分からの計5回行われる。所要時間は各回60分。小学生以下の子と保護者を対象に、イベント広場にて先着順で各回40名の参加者を受け付ける。
その他にも、演奏会や各種ガイドツアー、親子で楽しむワークショップなど、秋の期間にリニア・鉄道館でさまざまな企画・イベントが開催される。