落語家の三遊亭小遊三が、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に、絵師役で出演することが31日、発表された。大河ドラマ初出演となる。
大河ドラマ第63作となる『光る君へ』は、平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く物語。主人公・紫式部(まひろ)を吉高由里子、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長を柄本佑が演じ、脚本は大石静氏が手掛ける。
小遊三が演じる絵師は、絵を描くかたわらで、文や歌の苦手な者のために代筆業を営む男。実は、まひろが文や歌を作っている。まひろが創作することへの、最初の入り口となる。
小遊三は「『NHKの大河ドラマから話が来ましたが』まさに青天の霹靂(こんな字も生まれて初めて書きました)。芝居心がある訳じゃなし、経験がある訳でもない私に。逃げる理由もないので冥途の土産にやらせてもらおうと決心しました。役は絵師。実に怪しい役柄でいい奴なのか悪い奴なのかよく解らない。とにかく云われるままにやらせてもらいましたが、吉高さんに『今日はヒマだな』と話しかける所は忘れられませんね。乞う御期待」とコメントしている。
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