Amazon オーディブルと幻冬舎は8月30日、コピーライター/クリエイティブディレクター尾形真理子さんのデビュー作『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』を、女優の松本穂香さんの朗読で配信開始した。価格は2,500円で、同書含め聴き放題のオーディブルの月会費は1,500円(30日間無料体験あり)。
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』は、LUMINEをはじめ、資生堂、Netflixなどの広告を手掛けてきた尾形真理子さんのデビュー作。
「実らなかった恋にもちゃんと実ができている。」「好きは、片思い。似合うは、両思い。」といったルミネの広告のキャッチコピーから生まれた恋愛小説。
「Closet」という路地裏のセレクトショップを訪れる恋愛下手な5人の女性たちが服を選びながら、なりたい自分と向き合っていくストーリーだ。
朗読した松本穂香さんは、次のようにコメントしている。
「本の世界観や、登場人物ひとりひとりの性格や抱えている葛藤を声だけで演じ分ける難しさも感じつつ、同時に新鮮な気持ちで楽しみながら朗読できました。一冊の本をまるごと朗読するのは初めてだったのですが、何度も繰り返し読む度に新しい解釈が生まれるのが驚きでした。風景の描写やさりげない一言に、登場人物の心情とリンクさせている場面があったりして、普段なら気付かずスルーしていたなぁと、今までの読み方を反省しつつ、改めて本の奥深さを感じる経験になりました。」