JR西日本宮島フェリーとJR西日本は、10月1日の「宮島訪問税」徴収開始を契機に、宮島口旅客ターミナルに導入する自動改札機を活用した「ICOCA」の新サービスを開始すると発表した。「ICOCA定期券」の販売を開始される。

  • JR宮島フェリーの宮島口旅客ターミナル

9月13日から「ICOCA」システムを導入した自動改札機を使用開始し、「ICOCA定期券」も発売。「ICOCA定期券」は「JR線との連絡定期券」と「フェリーのみの定期券」を利用できる。

あわせて改札方法も変更される。宮島口旅客ターミナルから宮島桟橋まで利用する場合、宮島口旅客ターミナルで乗船前に改札する方式に。10月1日以降、「ICOCA」で自動改札機を通ると、乗船料と宮島訪問税が自動で徴収される。これにともない、現行の連絡乗車券は9月30日をもって販売終了。宮島桟橋の券売機は同日19時頃から順次、販売を停止する。9月30日までに購入した連絡乗車券を10月1日以降に使用する場合、乗船前に宮島訪問税を支払う必要がある。

10月1日から「WESTERポイント」のサービスも始まる。「ICOCA」でJR線を利用して宮島口駅で下車し、同日中に同一の「ICOCA」でJR宮島フェリーに乗船(宮島口旅客ターミナルから宮島桟橋へ)した場合に「WESTERポイント」(チャージ専用)10ポイントをポイントバックする。