映画『ミンナのウタ』(公開中)の大ヒット御霊プレミアムイベントが30日に都内で行われ、GENERATIONS (片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)、穂紫朋子、山川真里果、清水崇監督が登場した。

  • 迫りくる山川真里果に驚きの表情を見せる中務裕太(左)

同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。

■さなの母を演じた山川真里果が劇中セリフを言いながら登場

今回、これまでホラークイーン“さな”としてイベントに登場し、会場を盛り上げた穂紫が素顔で初登場。“さなメイク”との印象の違いに、GENERATIONSメンバーは「別人過ぎて」「こんなに透明感あったとは」「いつもは血管浮出まくってたもんね」と驚きを表す。穂紫も「いつもメイクした状態で全身グレーで会っていたので、はじめまして……。今日は血色のいい感じで」と笑顔を見せていた。

また、イベント中盤には、さなの母を演じた山川が客席後方から劇中のセリフを言いながら登場。同じセリフを不気味に繰り返す山川の演技に観客からは悲鳴が上がっていた。

シーンを共にした中務以外のGENERATIONSメンバーはほぼ初対面だそうで、隣に立つ関口が「いや……ちょっと……いつ……」と恐怖で口ごもると、山川が劇中さながらの表情で迫る場面も。すると中務が「考えたらだめです。取り込まれますよ」と劇中のシーンを壇上で再現し、笑いを誘った。

山川からGENERATIONSに花束が贈られることになると、代表として前に出た中務は花束を手に近づく山川に思わず後ずさり。山川が走って中務に近づくと、「うわぁ~!!」と声を上げて壇上を逃走した。

また、改めて撮影当時を振り返った中務は「撮影の時からこのシーンが絶対一番怖いシーンになるだろうなとは感じてました。山川さんのセリフはずっとリピートなので、編集でもなんとかなるんですけど、自ら全部ちゃんとその場で何回も何回もやっていて、すごい方だなと」と印象を明かし、「お芝居に対する真摯な姿にすごく僕も元気をいただいておりました」と感謝を伝えた。