ワークマンは8月30日、東京・新宿住友ビルの三角広場で2023年秋冬新製品発表会「Share! Share! Share!」を開催しました。2023年秋冬向けに公開された衣料品やキャンプギア、ワーク製品、防災製品などの中から、家電チャンネル的に注目したい電熱ヒーター内蔵ウェア「HEATER VEST」シリーズを紹介していきます。
ワークマン23年秋冬のヒーター内蔵ウェアを見てきた!
「こたつを纏(まと)う」のキャッチコピーで紹介されていたワークマンの秋冬ヒーターベスト。2023年の秋冬ヒーターベストは新商品の展開に加え、現行品のブラッシュアップ商品(2023年モデル)でも新カラーが多数用意されました。
種類は多いですが、基本的には背中などに内蔵した電熱線を別売の専用モバイルバッテリーで発熱させるウェアとなり、いずれも、タウンユースからアウトドアまでこなす「WindCore」シリーズの商品。どれも2023年10月頃の発売を見込んでいます。
展示されていた新製品「WindCoreヒーターボア フリースベスト」(型番WZ8500、3,900円)を実際に着用してみたところ、首の裏と腰の裏の2カ所に搭載するヒーターの暖かさが確かに感じられ、背中全体をじんわり暖めてくれました。特に腰周りは携帯カイロを貼り付けているような暖かさ。冬のデスクワーク時にも重宝しそうです。
背中全体が暖まり、意外とデスクワークにもよさそう?
「WindCoreヒーターボア フリースベスト」の内側には温度調節スイッチを備え、高温(約50度)/中温(約45度)/低温(約40度)で切り替え可能。駆動時間は、別売のハーフバッテリー(型番WZ3300、4,900円)を接続した状態で、高温が4.3時間、中温が6.5時間、低温が約16時間となっていました(内蔵ヒーターの配置や駆動時間はウェアによって異なります)。
ヒーター内蔵ウェア共通の注意点が1つ。それは「洗濯機や乾燥機が使用できない」ことです。理由は、洗濯機や乾燥機を使うと電熱線が断線し通電しなくなるため。基本は手による「押し洗い」のみで、揉み洗いのほか、絞って脱水することもNG。洗う際は商品に付いているタグの説明をしっかり確認することをおすすめします。