八芳園では8月30日から9月3日まで東京・白金台のポップアップ型ショールーム「MuSuBu」にて、鳥取県を代表する梨の生産地・湯梨浜町の魅力を堪能できる『ゆうゆう ゆりはま』を開催している。

  • 八芳園が白金台の「MuSuBu」で『ゆうゆう ゆりはま』を開催中

■湯梨浜町の"うまい"が盛りだくさん

八芳園では創業80年の歴史の中で培ってきたノウハウを活かし、全国各地の自治体や企業・学校とともに、食、人、体験を通じた地域の魅力発信を積極的に行い、地域活性化に貢献している。地域の魅力を磨き上げて再発見する週替わりのポップアップイベントは、これまで約120回以上を開催してきた。

  • 会場となる、東京・白金台の「MuSuBu」(港区白金台4-9-19 HAPPO-EN URBAN SQUARE)

今回のポップアップイベントは『ゆうゆう ゆりはま』と題し、鳥取県のほぼ中央に位置する湯梨浜町の魅力をお届けする。

店内1階フロアには、地元で親しまれる名産品を多数そろえている。やはり一番人気は、湯梨浜町で栽培している東郷梨。毎朝、新鮮な採れたての梨が届くのは大きな魅力だ。

  • こちらは鳥取県のオリジナル品種である「新甘泉」(1個450円)

  • そして鳥取県が日本一の生産量を誇る「二十世紀梨」(1個370円)

このほか梨の産地ならではの加工品、シャインマスカットなどの果物、濃厚な旨味が凝縮された東郷湖しじみ、鳥取のらっきょうなど、地元の商品が所狭しと並んでいる。

  • エントランスの様子

ショップでは、鳥取県産の食材を使ったオリジナルメニューを味わうことが可能。二十世紀梨をはじめ、鳥取県産の野菜、シジミやヒラメといった魚介など、鳥取県の食材をフルに活かしたイベント限定メニューを用意している。

  • メニュー一覧

『ゆうゆう ゆりはまプレート』(2,000円)はテイクアウトにも対応。鳥取県産のヒラメを和風の味付けで仕上げたブイヤベース、鳥取県の郷土料理"どんどろけ飯"をモチーフにしたかやくご飯、シジミと鳥取県産野菜を使ったミネストローネなど、湯梨浜町の食や文化を味わえる。

  • ゆうゆう ゆりはまプレート(2,000円)ドリンク付き

二十世紀梨のスムージーは、二十世紀梨を使用したコンポートをベースに、牛乳やヨーグルト、ライムジュースを合わせた、爽やかな素材の甘みが楽しめる。

  • 二十世紀梨のスムージー(650円)

展示やアクティビティも

湯梨浜町は、その美しい景観が「山陰八景」「美しい日本のむら景観百選」などに選ばれている。地域の名所は、店内の映像や写真、ポスターを通じても紹介している。

  • フロア2階のイートインスペースには、湯梨浜町の魅力を紹介する映像が流れている

そもそも湯梨浜町は、平成16年に鳥取県の羽合町・泊村・東郷町の3町村が合併して誕生した町。「東郷湖から湧き出る温泉、大地がはぐくむ二十世紀梨、そして日本海に広がる白い砂浜」にちなんだ町名となっている。

  • 湯梨浜町は、海、湖、温泉の豊かな自然に恵まれており、名産物も多い

  • 地域で活躍する人物にスポットを当てたポスター

店内では、湯梨浜町が発祥と言われているグラウンド・ゴルフも体験できる(プレイ料金は無料)。また週末には、湯梨浜町ご当地キャラクター「ゆりりん」も来店。ゆりりんとの記念撮影も楽しめるという。

  • 買い物のついでに、ランチのあとに。湯梨浜町で生まれたグラウンド・ゴルフを楽しむ