SteelSeriesは8月30日、同社が展開するゲーミングキーボード「Apex Pro」シリーズに対して最新ファームウェアアップデートの配布を発表した。動的なアクチュエーションポイント制御を行えるラピッドトリガー機能をサポートする点が最大の特徴だ。
今回新しいファームウェアでラピッドトリガー機能に対応するのは、「Apex Pro」「Apex Pro TKL」「Apex Pro TKL Wireless」「Apex Pro Mini」「Apex Pro Mini Wireless」の5製品。
Rapid Trigger機能とは、キー動作を固有のアクチュエーションポイントではなく、押し込み量にあわせて動的に調節する機能のこと。これによってスイッチの物理的な移動量から発生する遅延を根絶するとしており、FPSゲームではさらに高速な動作を、MOBAやリズムゲームではさらに早い反応を実現。調整幅はこれまでの0.2mm~3.8mmから0.1mm~4.0mmへとさらに拡張され、40段階のセッティングに対応する。