元メジャーリーガーの川崎宗則が27日、ABEMAで生配信されたスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』(毎週日曜22:00~)に出演。エンゼルス・大谷翔平選手の怪我について語った。
■大谷翔平の満塁ホームランで指摘
19日のレイズ戦で満塁ホームランを放ち、二刀流で出場した24日のレッズ戦でも44号ホームランを記録したものの、その後にまさかの緊急降板。翌日には、右肘靭帯損傷のため今シーズンは投手として試合に出場しないことが発表された。
番組では、この緊急降板の前日にABEMAのMLB中継スタジオで解説を務めた川崎が、大谷の故障を予感していたことに注目。レイズ戦の満塁ホームラン映像を見た川崎は、「右肩や右腕が少し使えていない。翔平さんのスイングになっていない」と指摘していた。
■見逃さなかった“違和感”
川崎は改めて「ホームランが心配な内容だった」と明かした上で、「打球の落ち方がいつもと違ったし、ランナーとして走っている時に右腕がだらんとしていた。それに加え、右腕をかばって左手を使うことによって自打球も増えていた。それを僕は見逃しません!」と“予言”に至った根拠を説明。番組コメンテーターの槙野智章はこれを聞き、「すごい! 名探偵だ」と拍手を送った。
さらに川崎は、「故障した右腕をかばう前と後の大谷選手の打撃フォーム」を実演解説。同じ右投げ左打ちの川崎だからこそ発見できた“違和感”の正体を解明し、視聴者からも「わかりやすい解説」と称賛の声が上がっていた。