太陽生命保険と大同生命保険は8月25日、気候変動問題への対応に関する国際的なイニシアティブである「Climate Action 100+」に署名したことを発表した。
「Climate Action 100+」は、機関投資家が協働し、温室効果ガス排出量の多い企業などに対して、排出量削減、気候関連の情報開示強化等を求める国際的なイニシアティブで、2017年に発足した。以来、署名機関は増加しており、2023年8月現在で700を超える機関投資家により構成されている。参加区分はParticipantとSupporterの2つがあり、太陽生命、大同生命は、Supporterとして署名した。
両社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」や、投資先とのエンゲージメントをはじめとする「スチュワードシップ活動」に積極的に取り組んでいる。企業との対話を通じて温室効果ガスの排出量削減を目指す同イニシアティブへの参加は、こうした取組みの一つとなる。