アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が主演を務める、映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)の場面映像が29日、公開された。

  • 左から堤真一、中島健人

同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす” 罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。

今回公開されたのは、誘拐事件をきっかけに動き出すスリリングなドラマを予感させる場面写真4枚。政治家一家・宇田家の次男・宇田晄司(中島)は、数々の疑惑を持つ大物政治家の父・宇田清治郎(堤真一)の秘書を務めながら、平穏な日々を送っていた。そんなある日、一家の長女麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐されてしまう。

犯人からの要求は、身代金ではなく「これまでに政治家として犯した罪をすべて自白しろ」という清治郎への脅迫だった。そんな状況下でも内閣府副大臣という地位と権力に固執し、口を閉ざす父に対するもどかしさから、晄司は怒りをあらわにして父と真っ向から対立し、警察やマスコミ、国民までをも巻き込む壮大な事件に立ち向かうこととなる。

いつもと変わらない朝の風景を映し出したカットには、晄司が父・清治郎、妹の麻由美、姪の柚葉と何気ない日常の朝を過ごす穏やかなシーンが写し出されている。しかしそんな平穏な1日は、柚葉が何者かに連れ去られる誘拐事件の発生により一変し、事件の渦中に置かれた清治郎が大勢のマスコミに囲まれる緊張感溢れるカットや、すべての罪を自白するよう父に迫る晄司の鬼気迫る怒りの表情を映したカットも。本格サスペンス映画初主演にして政界で奔走する若き議員秘書という難しい役柄を演じる中島が新境地を見せている。家族のため、そして事件解決のため、犯人からの脅迫に真っ向から対峙する晄司が父の手を取り走り出すカットは、スリリングなドラマを予感させる。

(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会