JR東日本八王子支社は28日、中央線で活躍した201系を中心に、209系(1000番代)・E233系(0番代)を横1列に並べた撮影会を9月17・18日に豊田車両センターで開催すると発表した。過去に開催した201系撮影会の参加者がリクエストし、実現したイベントだという。

  • 中央線で活躍した201系(JR東日本八王子支社提供)

  • 中央線で活躍する209系1000番代(JR東日本八王子支社提供)

  • 中央線で活躍するE233系(JR東日本八王子支社提供)

201系は1979(昭和54)年に導入された通勤型電車。長らく中央線の顔として活躍し、2010(平成22)年10月14日に定期運用を終了したが、先頭車1両(クハ201-1)が当時の姿で豊田車両センターに保存されている。中央線のラインカラーであるオレンジバーミリオンの車体で、引退から十数年を経過しても人気の高い車両となっている。

209系1000番代は、中央快速線等グリーン車導入準備に伴う車両不足を補うため、常磐緩行線から中央線に転属した車両。現在はおもに中央快速線で活躍している。E233系0番代は中央線をはじめ、首都圏のJR線で運用されている車両。E231系の技術を踏襲し、主要機器を二重系化するなど、信頼性が向上している。

9月17・18日の撮影会では、201系の前照灯や後部標識灯などが動作するよう整備し、201系が活躍した当時の様子を再現。電車が車両の点検・修理を行う検修庫内で実施され、2010年に引退した201系と、中央快速線の現役車両を1列に並べて撮影を行う。

両日とも午前の部(10~12時)・午後の部(14~16時)の2回開催。参加費は2万100円。18歳以上を対象に、各日先着30名(午前の部15名・午後の部15名)を募集する。申込みは「JRE MALL」八王子支社にて、9月4日12時から先着順で受け付ける。