ヴァンガードスミスは8月24日、「近隣トラブル」に関する調査結果を発表した。調査は7月24日〜26日、1都2府6県(東京・大阪・京都・神奈川・埼玉・千葉・兵庫・広島・福岡)に住む20~69歳の近隣トラブル経験者500名を対象に、インターネットで行われた。
隣人の子どもの行動で不快に思ったもの
隣人の子どもの行動で不快に思ったものを教えてもらったところ、多い順に「足音」(21.2%)、「外遊び関連(ボール)」(20.2%)、「話し声」(18.2%)、「親が叱る声」(17.8%)、「泣き声」(17.0%)、「喧嘩等の声」(15.8%)、「たむろしている」(15.6%)、「いたずら」(14.3%)となり、声や音に関連するトラブルが多いことが明らかに。
一方、自身の子どもの行動について、不快に思われて指摘されたことがあるものは、「足音」(7.8%)や「話し声」(7.2%)をおさえ、「外遊び関連(ボール等)」(8.6%)がトップに。また、全体的に数値が低かったことについては、「直接的にいうとこじれそうなので言いづらかった」「逆恨みが怖い」といった声が寄せられた。
どんな対策をとった?
次に、隣人の子どもの行動が不快と思った人がとった行動(対策)を調べたところ、「管理会社への相談」(25.8%)、「警察への連絡」(12.3%)、「学校への連絡」(7.1%)と、合わせて45.2%が第三者へ相談を行っていることが明らかに。しかし、その解決率は「管理会社への相談」(12.9%)、「警察への連絡」(8.1%)、「学校への連絡」(3.9%)と、いずれも半分ほどしか解決できていないよう。
一方、自身の子どもの行動について指摘される前に行っていた対策としては、「子どもへの注意/しつけ」(28.0%)や「防音対策」(26.2%)が多かった。