大東建託は8月23日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023<都道府県版>」、および「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2023<都道府県版>」を発表した。調査対象は全国20歳以上の男女80万6,722名。調査期間は2019年3月~2023年3月。
街の住みここちランキング1位は東京都
現在居住している街について、5段階(大変満足:100点 満足:75点どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)で評価してもらい、その平均値からランキングを作成。「街の住みここちランキング」は、2019年~2023年の回答を累積して集計している。
街の住みここちランキング(都道府県)トップは、4年連続で「東京都」(偏差値74.4、評点68.6)となった。「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の4因子でいずれも全国1位を獲得。偏差値は唯一70台の高い評価を得ている。
続く2位は「神奈川県」(偏差値66.1、評点66.3)で、「生活利便性」「親しみやすさ」の2因子で3位、「交通利便性」因子で4位、「行政サービス」因子で8位に。3位は「兵庫県」(偏差値65.7、評点66.2)で、「交通利便性」因子で5位、「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の3因子で6位の評価。4位~6位は2年連続で、「福岡県」「沖縄県」「大阪府」がランクインした。
そのほか、因子別ランキングでは、「長野県」「群馬県」「島根県」が高評価となっており、「静かさ治安」因子で「長野県」、「物価・家賃」「防災」の2因子で「群馬県」、「自然・観光」因子で「島根県」がそれぞれ1位を獲得。一方、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の各因子では「東京都」が1位となっており、中でも「親しみやすさ」因子では唯一偏差値80台の極めて高い評価を得ている。
住みたい街ランキング1位も東京都
住みたい街ランキングは、入力された自治体名・駅名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成しており、2023年の回答のみを集計している。
その結果、「東京都」が、4年連続で1位に輝いた。以下、2位「福岡県」、3位「沖縄県」、4位「神奈川県」と続き、5位は4年連続で「北海道」となった。