7月18日にDynabookから発表された13.3型モバイル「dynabook X83」について、同社が正式な重さとバッテリー駆動時間を公開した。同モデルは開発中のため、重さとバッテリー駆動時間が目標値となっていた。
今回正式に発表された重さは、Sバッテリー(2セル)を搭載した軽量重視構成で約778g、Lバッテリー(4セル)を搭載した高速・長時間重視構成で約937gを実現。当初目標値から、Sバッテリー時で22g、Lバッテリー時で13g減少した。
バッテリー駆動時間は、Sバッテリー時で13.5時間、Lバッテリー時で26.5時間(JEITA 2.0による値)。いずれも当初目標の約12時間から1.5時間、約24時間から2.5時間伸びた。
dynabook X83は、ユーザー側でバッテリーを交換できる「セルフ交換バッテリー」機構を搭載した13.3型モバイルPC。ユーザー自身でバッテリー交換することで、これまでメーカー側での修理が必要だったバッテリー故障時のダウンタイムを削減できる特徴がある。現行モデルは法人向けのみの販売だが、今後カラーバリエーションや仕様の調整を進め、コンシューマ向けにも展開するという。