落語家の林家木久扇が、日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜17:30~)を、来年3月で卒業することを、27日に生放送れた同局系『24時間テレビ46』で発表した。
1969年11月9日の大喜利初出演から54年にわたりレギュラーを務め、笑点メンバー最古参の木久扇は「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくちゃいけません。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチいたします。今日の24時間テレビのテーマが、『明日のために、今日つながろう。』ということでございましたので、私は背中を押されたわけでございます」と理由を説明。
続けて、「『笑点』も(春風亭)一之輔師匠、(桂)宮治師匠が入ってまいりまして、大変面白くなってまいりました。そこで私の(分の)一枚が加わって、また新しい風が吹いて、『笑点』がうんと面白くなります」と期待を示した。
ただ、「『笑点』に何かあったらすぐ駆けつけますし、高座のほうも落語をちゃんと続けております」と強調し、「そういうわけで(春風亭)昇太さん、私に2,000万円ください(笑)」と要求。まさかの流れに、昇太は「具体的な金額が恐ろしいですよ!」とおののいていた。
木久扇卒業後の新メンバーは、今後『笑点』で発表予定。また、28日放送の『news every.』では、木久扇をはじめ笑点レギュラーメンバーのインタビューを放送する予定となっている。