日本テレビ系大型特番『24時間テレビ46』(26~27日)に、車いすテニスの小田凱人選手が出演した。
今年6月、弱冠17歳で四大大会の一つ、全仏オープンで史上最年少優勝。さらに今年7月、こちらも四大大会の一つ、ウィンブルドンで史上最年少優勝を果たした小田選手。
2006年生まれの小田選手は、9歳の時に骨肉腫を発症。当時は「痛すぎて毎晩泣いて、という記憶しかない」というが、そんな時に彼を救ったのは、パラリンピック金メダル4度(シングルス・ダブルス計)の国枝慎吾氏の姿だった。プレー中の気迫や雰囲気が「自分もこうなりたい」と思え、リハビリに励んだという。
小田選手は現在、国枝氏から学んだことをさらに次の世代に向けて伝えるべく、ジュニア国際大会も自ら主催している。
今回は、メイン会場の両国・国技館にコートを用意し、小田選手が世界一のプレーを生披露。「全力で打ちたいと思います」と、サーブを披露した。そして、東京パラリンピック代表の荒井大輔選手も登場し、小田選手とラリーを披露。そのプレーに出演者からは歓声が上がった。