京都府福知山市は、福知山城公園内に設置した新施設「福知山鉄道館フクレル」を8月26日にオープンすると発表した。複数の体験型コンテンツからなる「交流体験エリア」のほか、鉄道の結節点として栄えた「鉄道のまち福知山」の歴史を学べる「歴史展示エリア」もあり、こどもから大人まで楽しめる施設だという。
「福知山鉄道館フクレル」は、明治時代に大阪から福知山までの鉄道が開業して以来、鉄道のまちとして発展してきた福知山の歴史をプレミアム資料やジオラマで紹介する「歴史展示エリア」と、福知山公立大学情報学部の教授と大学生が監修した「なりきり! 機関助士」や「運転シミュレーター」などによる「交流体験エリア」からなる。
毎週土日には、旧国鉄OBらによる「鉄道語り部」が登場し、当時の鉄道の様子を市民から直接聞くことができる。その他、オリジナルグッズや鉄道関連グッズを販売するミュージアムショップ(入館料不要)もオープンする。
「福知山鉄道館フクレル」がオープンする8月26日、午前中に記念式典が行われた後、13時に開館。来館者先着300名に、車掌帽子風にデザインされたサンバイザーをプレゼントする。
開館時間は9~17時(入館は16時30分まで)、休館日は火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始の一部(12月28~31日、1月4~6日)。入館料は大人500円、小・中学生250円、未就学児無料。運転シミュレーターは1回300円。「福知山鉄道館フクレル」「福知山城天守閣」「佐藤太清記念美術館」に入館可能な3館共通券は大人900円、小・中学生400円、未就学児無料となる。