KDDIは8月25日、乗鞍岳畳平バスターミナル(岐阜県高山市丹生川町)において、Starlinkを活用した5G基地局の運用を開始した。
光ファイバー回線を敷設しづらい特殊な環境下に設置される携帯電話基地局のバックホール回線として、米スペースXの衛星ブロードバンドサービス「Starlink」を採用した。
KDDIは認定Starlinkインテグレーターとして日本国内におけるStarlinkの法人向け提供を担うかたわら、au通信網における災害対策や、山間部・島しょ部における基地局整備など、自社サービスの構築・運用にもStarlinkを積極的に取り入れている。
なお、常設5G基地局での導入事例は今回が初だが、4Gでは初島(静岡県熱海市)などですでに使われている。