FPSゲーム『VALORANT』を提供するRiot Gamesは8月24日(現地時間)、Episode 7 Act 2で適用予定の「パッチ7.04」の内容についてプレビューを公開した。エージェントの多くで性能に大幅な下方修正(ナーフ)が予告されている。
ブリーチ、ブリムストーン、フェイド、ゲッコー、キルジョイ、オーメン、スカイ、ソーヴァ、ヴァイパー、アストラ、ジェットを対象に、アビリティ性能の調整やグラフィックの修正が実施される。マップの広範囲に強力な影響を及ぼすアルティメットは必要なポイントが増加し、ピーク時に強力なイニシエーターのアビリティは若干弱体化。競技シーンにおけるデュエリストとして大きな存在感を放っていたジェットは、全アビリティにおいて弱体化を受けている。
VALORANT パッチノート 7.04
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) August 24, 2023
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Episode 7 Act 2で予定されているエージェントへの調整のプレビューです。 pic.twitter.com/fZo0vVwmju
発表されたのはまだアップデート内容のプレビューで、全文は来週公開予定。発表の中でRiot Gamesは、「VALORANTでは敵のユーティリティーに対応する際、射撃、回避、そして決定的な選択を行うタイミングを見極める高度な判断が求められます。私たちは、プレイヤーの皆さんが『もう少し早く、またはもっと賢い判断ができていたなら、より良いプレイができたかもしれない』と思いながらラウンドを終えることが望ましいと考えています。そして開発チームでは、プレイヤーの皆さんが複数のユーティリティー、または一部のスケールの大きいアルティメットに対面したとき、カウンタープレイの選択肢が多すぎて何が起きているか分かりにくかったり、同じ状況がまた発生したらどのように行動を変えるべきか分からなかったりすることを把握しています」と言及。
アビリティ性能の下方修正は「効果範囲の大きいアルティメットの頻度を低下」「ワールド内でアルティメットが有効になっている時間を短縮」「射撃可能なユーティリティーのHPを低下」を目指しているとしており、全体的にVALORANTがガンファイトを主眼としたゲームへと大きく舵を切ることになるアップデートになりそうだ。