俳優の生田斗真が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警部補ダイマジン』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)第7話が、きょう25日に放送される。

  • 土屋太鳳=テレビ朝日提供

■土屋太鳳、金髪美女の扮装に「新しい自分に出会えた感覚(笑)」

『週刊漫画ゴラク』連載中のコミック『警部補ダイマジン』を、“土竜の唄シリーズ”の生田&三池崇史監督コンビがテレビ初タッグで映像化する同作は、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井理)に召使いのようにこき使われながら、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)らとともに、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし悪を持って悪を制していく。

今夜放送の第7話でいよいよ最終章に突入。国家を揺るがす機密事項が記された“議定書”のデータを巡り、秘密結社「44」と台場&七夕が争奪戦を繰り広げる。台場と七夕は、天羽大(宅麻伸)殺害現場からパソコンを持ち出し、のちに殺されたフリージャーナリスト・磯野郷太(石井正則)が、“議定書”のデータをどこかに隠していると考え始める。すると、回りまわって回りまわってフリーの記者・梶山正治(田村健太郎)がUSBを持っていることが判明。そのUSBを入手すべく、七夕が金髪美女に変装し、ひとり寂しく酒を飲む梶山にハニートラップを仕掛けることに。台場が引くほどの演技で梶山に急接近する七夕だが、はたしてその成果は。コメディタッチが楽しめるこのシーンでは、「新しい自分に出会えた感覚です(笑)」と土屋が語る振り切った演技に注目だ。

「44」の真の目的、そして“議定書”のありかを必死で追う台場だが、ことごとく先回りされ、空振り続き。特命班に裏切り者=「44」のスパイがいるのではないかと疑い始める。そんな矢先、牡丹則行(浜野謙太)が語り始めた「44」に対する意見に違和感を覚える。台場は平安とともに、心を鬼にして賀来さくら(シシド・カフカ)と牡丹の行動確認をしようと決意するが……。

さらに、犯罪捜査情報分析統括センターの警部でありながら、“教官”と呼ばれる「44」のトップ・占部貴教(小澤征悦)が、突然退職。元警察キャリアのデジタル担当大臣・清家真吾(桐山漣)の秘書に転身する。どうやら占部は若手有望株で絶大な影響力をもつ清家を「44」に引き入れようとしているよう。清家は「44」に取り込まれてしまうのか、それともすでに「44」の一員なのか。そのうえ「44」のトップだと思っていた“教官”の上に、“指導者”なる人物がいることも判明する。

特命班の仲間までも信じられなくなった台場は、「44」の闇を暴くため、清家を拉致するという単独行動に出るが、そんな中、入院中の平安が病室から消え、七夕まで拉致されてしまう。