俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)の場面写真が24日、公開された。
同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。
■なにわ男子・藤原丈一郎演じる島田の“かわいい後輩ぶり”がわかる場面写真
今回公開されたのは、悟(二宮)と同じ会社に勤める大阪支社の明るい後輩・島田(藤原丈一郎)のかわいい後輩ぶりがわかる場面写真。
大阪支社の若手社員と悟との懇親会シーンでは、島田が関西弁のキャラクターということもあり、藤原もネイティブな関西弁を駆使し、撮影ではアドリブを炸裂。すると監督から「さすがアドリブ王!」と声が飛び、二宮も思わず笑顔を見せると、藤原も「やめてください!(笑)」と言いつつ、どこか嬉しそうな表情を浮かべる。さらに撮影合間には「自分の(本来の)シーンより、アドリブのほうが長い気がするんですよ」と心配げに話す藤原に、二宮が「さすが令和の喜劇王(笑)。大爆笑でした!」と愛あるイジりで励ます姿も。
これまで共演歴がない二宮と藤原。大先輩でもある二宮に藤原は最初こそかなり緊張気味だったが、フラットに接してくれる二宮を前に徐々に緊張が解けていったという。撮影中に「二宮さんが出られる時間の前までには終わらせますので!」と藤原が宣言すると、二宮が「全然大丈夫。じゃあ17時までによろしく!」と早々の帰宅を希望するユーモアたっぷりな返しをするなど、相性抜群な掛け合いを見せていた。
また、藤原は島田を演じるにあたり、監督から「悟との距離感をうまく表現しよう」と事前にアドバイスをもらっていたことを明かし、「自分の中で、『このシーンは水島さん(悟)と距離を縮められているな』とか『ここはまだやな』とか、考えながら演じていました」と振り返った。
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