ビズメイツは8月22日、「ITエンジニアマネージャーの英語学習に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は7月3日~4日、過去3年で、業務において英語を使う頻度が増加したと感じているITエンジニアのマネージャー108名を対象に、インターネットで実施した。

  • 英語を使う場面を教えてください

英語を使う場面を尋ねたところ、「進捗報告やミーティング、メールのやり取り」(63.9%)が最も多く、「プレゼンテーション」(50.9%)、「コーディングやプログラミング作業」(50.0%)と続いた。

現在の英語のレベルは、「挨拶や自己紹介ができる」(33.3%)、「日常の身近な話題に関して簡単な受け答えができる」(25.0%)で半数以上を占めた。英語を業務で使う際に、困難を感じていることはあるかという問いに対しては、83.1%が「とてもある」「ややある」と答えた。

  • 英語を業務で使う際に、困難を感じていることはありますか

現在、英語の学習を行っている人の割合は82.4%だった。行っている英語の学習方法は、「英語学習アプリ」(66.3%)が最も多く、「オンライン英会話」(53.9%)、「YouTube」(51.7%)と続いた。

  • 行っている英語の学習方法

英語の学習を行う上で、困っていることでは、51.7%が「仕事に関連する専門用語を覚えることが難しい」、50.6%が「時間を確保することが難しい」、46.1%が「モチベーションを維持することが難しい」と回答した。自分の仕事に特化した英語の教材があれば使ってみたいと思うか聞くと、80.6%が「非常にそう思う」が42.6%、「ややそう思う」と答えている。

  • 英語の学習を行う上で、困っていること

今後、ITエンジニアが英語を使う機会が増えると思うか尋ねたところ、89.8%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えた。その理由を聞くと、「異なる国や地域にまたがるプロジェクトが増加している」(62.9%)、「開発業務を海外の企業に委託するオフショア開発が増加している」(60.8%)、「多くの外国企業が日本国内で事業展開している」(54.6%)といった回答が多かった。

  • 今後、ITエンジニアが英語を使う機会が増えると思う理由

エンジニアが英語を学ぶことは、キャリア形成につながると思うか聞くと、94.4%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した。