インターネット広告・メディア運営事業のインタースペースが運営する、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」の情報発信メディア「ママスタセレクト」において、2,566人を対象に「ママの貯蓄」に関するアンケートを7月にインターネットにて実施した。
今回ママスタセレクトでは、ママが使いみちを自由に決められる「ママ自身の預貯金」についてアンケートを実施。選択肢に「30万円未満」「30万円以上100万円未満」「100万円以上」「使いみちを自由に決められる預貯金はない」の4つを設定し、2,500人を超える回答が寄せられた。
「使いみちを自由に決められる預貯金はない」と答えた人が34.5%と、もっとも多い結果に。「毎月の生活に精一杯で貯蓄する余裕はない」といった声が複数寄せられ、経済的な困難を抱える家庭が少なくない現状があるようだ。また産休やコロナ禍で収入が減ったことを理由に、自身の預貯金を切り崩した人も。家計を補填するために貯金に手をつけざるを得ない実態が浮かび上がってきた。
「30万円未満」と答えた人は24.7%、「30万円以上100万円未満」と答えた人は13.7%いた。いずれも「独身時代の貯金が残っている」という人たちで、家庭をもってから貯蓄をした例は少ないようだ。
一方で「100万円以上」と答えた人も27.1%と3割弱だった。家族のために使うことを予定している人もいれば、お稽古ごとやブランド物の購入など、自分の貯金は自分のために使うと考えている人もいた。
貯蓄額に差はありながらも、使用目的に「車の買い替えのため」「子どもの教育費のため」を挙げる人が多かった今回のアンケート。ママが自由につかえるお金があるとしたら、自分のためだけに留まらず、家族や子どものために使いたいと考えている人が多いようだ。