俳優の松下洸平が23日、都内で行われたTVerオリジナルドラマ『潜入捜査官 松下洸平』(9月5日12:00配信スタート)のメディア向け披露試写会に登場。本人役での主演やバラエティ番組とのコラボなど、異例の企画である今作に臨んだ心境などを語った。

  • 松下洸平

芸能人・松下洸平は実は警視庁の潜入捜査官で、とある大物俳優の疑惑解明のために任務として15年前から芸能界に潜入して捜査していた…という設定で繰り広げられるサスペンスコメディの同ドラマ。

日本テレビ『ぐるぐるナインティナイン』、テレビ朝日『あざとくて何が悪いの?特別編』、TBSテレビ『ラヴィット!』、テレビ東京『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦』、フジテレビ『全力!脱力タイムズ』という民放キー局のバラエティ番組に松下がゲスト出演した模様が各話の劇中に登場するという、TVerならではの仕掛けも特徴となっている。

この特殊な企画に、松下は「びっくりしました。主演作は映像では本作が初めてになるので、『潜入捜査官 松下洸平』というのはすごい衝撃的なタイトルだと思ったんですけど、誰もやったことのない企画になるので、すごくワクワクしました」とオファーを受けた際の心境を振り返る。

その主演で白羽の矢が立ったのはなぜか、という質問が飛ぶと、「僕が普通なので、今回の企画をやるにあたり、最も普通そうな俳優が選ばれたんだろうなと(笑)。この設定自体、トリッキーな企画ではあるんですけど、ある種適任かなと思いました(笑)」と自己分析。司会の安東弘樹は、すかさず「普通じゃないですよ。顔の小ささに驚がくします」とフォローしていた。

前日に完成映像を見たという松下は「佐藤浩市さんがカッコ良すぎませんか? 最初の表情のシーンを1回止めましたもんね。“カッコいいぜ!”と思って」と感激したそう。撮影現場では、「お芝居のこともそうですし、男としてたくさんのことを教えていただきました。映像の中の浩市さんのまま、本当に優しいですし、ふと何か相談したくなってしまうような、大きな器で受け止めてくださいましたし、実際にお芝居しながらも、目を見ていてると言葉がなくても得られるものがたくさんあったので、すごく貴重な経験をさせていただきました」と、充実の撮影を振り返った。