Fundsは8月22日、「投資家」に関する調査結果を発表した。同調査では、「Funds」を利用する投資家2,158名を対象に、投資家意識やFundsユーザーの属性について明らかにしている。

4人に1人は老後「5,500万円以上必要」と回答

  • 投資家約2,100人に聞いたアンケート結果とFundsユーザー属性のご紹介

    投資家約2,100人に聞いたアンケート結果とFundsユーザー属性のご紹介

60歳以降で必要な金額を尋ねたところ、「2,000万円~2,500万円」という回答は11.2%にとどまり、「3,000万円〜3,500万円」(12.4%)や「5,000万円〜5,500万円」(13.4%)、「それ(5,500万円)以上」(28.4%)が多い結果に。

金融庁が試算した2,000万円では足りないと感じている人が非常に多く、理由を聞くと「支出金額と寿命のバランスから1億以上必要」「これからの時代は先が見えないので、できる限り財を築いておきたい」「年金は期待できないので、所有資産だけで老後の生活費等を捻出するとして計算すると、少なくとも5,000万円は必要と思われる」といった声が。4人に1人以上が老後は「5,500万円以上必要」と考えていることがわかった。

なお、Funds投資家の属性については、男性57%、女性41%の男女比となっており、世代は30代〜40代が全体の6割を占め、忙しい働く世代にとって「ほったらかし」(償還まで待つだけ)にできる資産運用はマインドシェアを取られないため親和性が高いよう。また、毎月の投資額は3万円〜10万円が全体の約6割以上を占めており、将来を見据えて堅実に資産形成をしている人が多いことが見受けられた。