日経BPは8月22日、「シティブランド・ランキング―住みよい街2023―」を発表した。調査は5月18日~6月7日、全国の20代以上のビジネスパーソンを対象にインターネットで行われ、2万1,941人の有効回答を得た。

トップ5を東京都内が独占

  • シティブランド・ランキング―住みよい街2023―

    シティブランド・ランキング―住みよい街2023―

同ランキングは、実際に住んでいる街/直近で住んでいた街(全国の市および東京23区)に対する”住みよさ”について、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」という8分野・計39項目で、「住みよい街の条件に当てはまるか」を尋ね、それぞれ5段階評価で加重平均値を算出。39項目のポイント合計値を偏差値化してランキングを作成した。

その結果、ビジネスパーソンが考える住みよい街ランキング、1位は「武蔵野市」(東京都)となった。以下、2位「千代田区」、3位「中央区」、4位「港区」、5位「文京区」と続き、上位5位までを都内自治体が独占。また、トップ10のうち、都内以外の自治体は、6位「長久手市」(愛知県)、7位「名取市」(宮城県)、8位「西宮市」(兵庫県)の3団体となった。

なお、エリア別のランキングTOP3は、以下のとおり。

北海道・東北トップ3
1位「名取市」(宮城県)、2位「札幌市」(北海道)、3位「白河市」(福島県)

関東トップ3
1位「武蔵野市」(東京都)、2位「千代田区」(東京都)、3位「中央区」(東京都)

中部トップ3
1位「長久手市」(愛知県)、2位「蒲郡市」(愛知県)、3位「豊田市」(愛知県)

近畿トップ3
1位「西宮市」(兵庫県)、2位「生駒市」(奈良県)、3位「泉佐野市」(大阪府)

中国・四国トップ3
1位「丸亀市」(香川県)、2位「廿日市市」(広島県)、3位「三豊市」(香川県)

九州・沖縄トップ3
1位「福岡市」(福岡県)・「太宰府市」(福岡県)、3位「宗像市」(福岡県)