Amazonオーディブルは8月22日、村上春樹さんの短篇集『パン屋再襲撃』を、俳優・柳楽優弥さんの朗読で配信開始した。価格は3,000円で、同書含め聴き放題のオーディブルの月会費は1,500円(30日間無料体験あり)。
『パン屋再襲撃』には、初期の代表作である表題作ほか、『ねじまき鳥クロニクル』の原型となった『ねじまき鳥と火曜日の女たち』、『象の消滅』など、村上春樹さんの初期の傑作6篇が含まれる。Audible会員プランの聴き放題対象作品で、会員であれば何度でも楽しめる。再生時間は6時間40分。
朗読した柳楽優弥さんは、次のようにコメントしている。
「村上春樹さんの作品は好きで学生時代から読んでいましたし、自分が『海辺のカフカ』が初舞台だったこともあり、村上さん自身に興味がありました。作品の朗読を通して、それぞれの物語を楽しめたのはもちろん、村上さんの世界観を改めて好きだと感じました。短篇それぞれが日常の延?線上にあるファンタジーを描いているので、日常生活の中で聴いていただき、電車に乗っている時に電車に乗るシーンがあるなど、物語と現実をシンクロさせながら楽しんでいただけると嬉しいです」