ビズヒッツは8月21日、「仕事の中で自分を客観的に見る方法」に関する調査結果を発表した。調査は7月23~26日、全国の10~50代、60代以上の男女500人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「仕事をする中で自分を客観的に見れていると思いますか」と聞くと、「とても見れている」(7.0%)、「まあ見れている」(56.8%)、「あまり見れていない」(34.4%)、「まったく見れていない」(1.8%)だった。

  • 仕事をする中で自分を客観的に見れていると思いますか

そして「自分を客観的に見れないことが原因で仕事で失敗した経験」を訪ねたところ、「よくある」「たまにある」と答えた人が合わせて52.0%と半数を超えている。

  • 自分を客観的に見れないことが原因で仕事で失敗した経験

さらに「自分を客観的に見れないことが原因で起きた仕事の失敗」を具体的に聞いてみると、「人間関係・連携がうまくいかない」、「ミスが発生した」、「積極性がなくチャレンジできない」、「スケジュール通りに進まない」と続いている。

  • 自分を客観的に見れないことが原因で起きた仕事の失敗

なお、失敗内容では「相手のことを考えずに自分の意見を押し通し、相手を傷つけてしまったことがあります」(20代女性)、「経験などの先入観で『正しい』と思い込んでしまい、ミスしてしまった」(30代男性)、「大きなプロジェクトの依頼があったのに、自信がなく挑戦できなかった」(30代男性)、「自分の実力を過大評価して厳しい納期を設定した結果、納期を守れなかった」(50代男性)などのエピソードが寄せられている。

最後に「仕事をする中で自分を客観的な視点で見るための方法」を聞くと、「自分の言動を振り返る」、「周りの意見を聞く」、「感情的にならないよう心がける」、「相手の立場になって考える」が上位に挙がっている。

  • 仕事をする中で自分を客観的な視点で見るための方法