ニフティは8月21日、「ネッ友(ネット上で出会った友だち)」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月20日~7月17日、同社運営サイト「ニフティキッズ」を訪問した小中学生を対象にインターネットで行われ、1,811件の有効回答を得た。
ネッ友「10人以上」が4割
調査によると、ネッ友は「いる」と答えた小学生は55%、中学生は66%。ネッ友の人数は、「10人以上」が最も多く40%。次いで「1〜2人」(21%)、「3〜4人」(18%)という結果に。
ネッ友に教えている個人情報「性別」「年齢」「誕生日」
また、ネッ友について知っていることを教えてもらったところ、「性別」(92%)、「年齢」(83%)、「誕生日」(63%)、「住んでいる地域」(52%)で半数を超え、一方、ネッ友に教えている自分の情報は「性別」(87%)が最も多く、次いで「年齢」(77%)、「誕生日」(67%)と続き、ネッ友について知っている情報と同じように、自分の情報もネッ友に教えていることが明らかに。「その他」の回答では「Instagram」や「趣味」、「推し」と回答した人もいた。
次に、「ネッ友に対して実際の自分とは違う年齢や性別などを伝えたことはありますか?」と尋ねたところ、32%が「ある」と回答。中でも、「年齢」(71%)については7割以上が実際とは違った年齢を伝えていることが明らかに。
理由を聞くと、特に「個人情報を教えて悪用されたら困るから」が多かったほか、相手に合わせたり理想のキャラを作ったりと、本当の自分とは違うキャラクターになってやり取りしている人も多いよう。
ネッ友とどんなことをしている?
また、ネッ友とどんなことをしているかという質問では、約6割の小中学生が「オープンチャット上のみで話す」(小学生60%、中学生56%)と回答。次点は、小学生が「いっしょにゲームをする」(52%)、中学生は「LINEやメールなどで連絡をとる」(48%)だった。
最後に、「ネッ友がいることをおうちの人に言っている?」と聞くと、「言っている」と答えた人は全体の27%と、3割に満たない結果に。残りの約7割は、おうちの人に言わずにネッ友とやり取りをしていることがわかった。