キャプテンスタッグは8月18日、暖房機器を展開するコロナとコラボレーションし、「対流型石油ストーブを2機種発表した。「キャプテンスタッグ公式オンラインストア」にて9月1日10時から先行予約を開始し、9月下旬から順次発送する。

価格とラインナップは、コロナのロングセラー製品である「SLシリーズ」をベースとした「SL-51型(SL-51CSA)」が34,800円、コンパクトな「SZ-32型(SZ-32CS)」が35,800円。カラーはどちらもダークグリーンのみ。

コロナとキャプテンスタッグは、どちらも新潟県・燕三条地域で創業した「ご近所」であることをきっかけに、2021年からコラボレーション。近年のアウトドアブームによる冬キャンプへの関心に応える製品を展開している。

今回の2機種とも、暖気を対流させて広い空間を遠赤外線で暖める対流型石油ストーブ。両社の共同開発により、屋内利用のほか、キャプテンスタッグのテント「UA47」「UA46」か、安全に使用可能な機能を備えたテント(上下の通気口や取り外せるフロアシートなど)に限ってテント内で使える。

石油コンロを対象テント内で使うときにはクッキングガードを取りつける必要があるほか、使用条件をクリアしたテント以外では、酸素不足で不完全燃焼となるおそれがあるため、使用を禁止している。

SL-51CSA

SL-F510は、コロナのロングセラー製品である「SLシリーズ」のカラーをダークグリーンで統一した対流形石油ストーブ。本体には、コラボレーションを記念したオリジナルロゴをあしらっている。

本体サイズはW460×D460×H553mm、重さは約9.9kg。燃料消費量は5.14kW(0.5L/時間)。暖房の目安は木造が21.5平方メートル(13畳)、コンクリートが29.5平方メートル(18畳)。タンク容量は6L、燃焼継続時間は約12時間。

SZ-32CS

SZ-32CSはランタン風デザインの小型対流形石油ストーブ。コラボ仕様としてダークグリーンを採用した本体は、底面幅が35.5cmと既存のSLシリーズと比べて約11cm小型化しつつ、暖房能力3.19kW、連続燃焼約12.3時間を実現。水平な場所で安全に使用しやすいよう水平器も搭載している。

本体サイズはW355×D355×H475mm(置台含む)、重さは6.3kg。暖房の目安は木造が15.0平方メートル(9畳)まで、コンクリートが20.0平方メートル(12畳)まで。タンク容量は3.8L。安全装置として、対震自動消火装置を装備する。

  • 専用の収納用ケースも別売で販売する。価格はどちらも11,000円