新田ゼラチンは8月18日、「オジサンの曲がり角に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2023年6月20日~22日の期間、自身をオジサンになったと感じる全国の40~50代男性(400人)、全国の10~60代一般男女(200人)の計600人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、オジサンだと感じる"身体的"な特徴は何か尋ねると、40~50代男性(以下、オジサン)はシワや白髪、お腹が出ているなど目に見える症状を選択する傾向が強かった。
一方、10~30代男女(以下、子ども世代)や40~60代女性(以下、妻世代)については、約6割が「加齢臭」を選び、その他「強い口臭」については子ども世代で42.0%、妻世代で36.0%が選択する結果となった。
次に、オジサンだと感じる"精神的"な特徴は何か聞くと、オジサン自身は「涙もろい」や「性格が丸くなった」とポジティブに捉えている傾向が強かったが、子ども世代と妻世代では共通して「痰(たん)を吐く癖」や「若者の批評」に回答が集まる結果となり、認識のズレが見られた。
世代ごとの特徴では、子ども世代「武勇伝の披露」、妻世代「爪楊枝(つまようじ)で歯に挟んだものを取る姿」についてオジサンだと感じているようだという。
今の自分が共感することについて質問すると、「妻とスキンシップを取ることがなくなった」(38.0%)、「娘や息子と会話をしなくなってきた」(25.3%)といった「家族とのコミュニケーション」にまつわる項目に回答が集まった。
続いて、これまでの人生の中で、現在が最もストレスを感じているかという問いに対して、「はい」と回答した人の内訳を見ると、1位が「40代」(48.9%)、2位が「50代」(46.1%)となっており、その背景にあるものは「仕事関係」だと判明した。
平日18時以降、自宅でどのように過ごしているかを調査すると、オジサン・子ども世代・妻世代の回答は「TV・ドラマ視聴」が最も多かった。
また、晩酌の有無については、子ども世代は「平日(17.0%)、休日(22.0%)」、妻世代は「平日(26.0%)、休日(28.0%)」であるのに対して、オジサンは「平日(35.5%)、休日(40.2%)」と回答し、家族とは異なり飲酒習慣の定着率に違いが見られた。