NTTドコモは、同社が提供する地図サービス「goo地図」を、今年9月27日をもって終了すると発表した。20年以上の歴史を持つサービス終了に、ネットでは「ありがとうございました」「お世話になりました」と感謝の声が多く集まっている。
「goo地図」は、ポータルサイト・gooにおいて2000年からサービスの提供を開始したオンライン地図サービス。住所やルート検索などの基本的な機能のほか、gooブログユーザーの口コミ記事が表示される「口コミ地図」や、数値情報をもとに地図を作成できる「統計地図」など多くの機能が搭載されている。江戸の切絵図、明治地図、昭和初期の東京23区の航空写真を見られる「古地図」機能は特徴的だ。
今回の発表では、「『goo地図』をご利用くださいまして、ありがとうございます」と感謝を伝えた上で、「誠に勝手ながら『goo地図』のサービスは2023年9月27日をもちまして、終了させて頂くことになりました」との報告が行われた。
続けて、「長年にわたり『goo地図』をご愛顧いただきましたお客様に、心より感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。今後とも引き続きgooのサービスをご利用いただけますと幸いです」とコメントしている。サービス終了の具体的な理由は明かされていないが、競合する地図サービスが複数かつ強くなりすぎている現状は影響しただろう。
ネット上では「Googleマップ以前はめっちゃお世話になりました…!ありがとうございました🙏」「昔、めっちゃ使ってた!ありがとうございました😭」「昔、goo地図には大変お世話になりました。いつも印刷してから出掛けてました」「とても残念すぎて、gooの音もでません😭」「お前、、、消えるのか?」「おお!新卒就活の時に大活躍したのに残念です😭」「大手が強すぎるのかな」などの声が寄せられている。