俳優の坂口健太郎がこのたび、主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『CODE-願いの代償-』(毎週日曜22:30~)のクランクアップアップを迎えた。放送は残り3話で、20日には第8話が放送される。

  • 坂口健太郎=読売テレビ提供

■坂口健太郎、クランクアップ! 時に言葉に詰まりながらあいさつ

今作は、婚約者を失い絶望の淵に落ちた刑事・二宮(坂口)が、その死の真相を追い求める中で「どんな願いも叶える」という謎のアプリ「CODE」を手にしたことから始まるノンストップ・クライム・サスペンス。最終章へ突入する中、連日、厳しい暑さのもとで続いてきた撮影がついにクランクアップを迎えた。シリアスな展開も多い作品の現場を、常に明るく笑顔で盛り上げ続けてきた座長・坂口。クランクアップとなった当日は、猛暑日となりうだるような暑さの中、襲撃を受けて格闘するアクションシーン、そして物語の衝撃的なクライマックスとなる場面の撮影となり、最後の最後まで二宮というキャラクター、さらに演じる坂口自身が肉体的にも精神的にも限界まで追いつめられていく展開が続いた。

最後の場面の撮影が終わり、スタッフから「ただ今のシーンを持ちまして、二宮湊人役・坂口健太郎様、全編撮影終了です!」という声が上がると、天を仰ぎ、両手をあげて満身創痍の表情で「やったー」と言葉を絞り出した坂口。およそ3カ月にわたるハードな撮影を乗り切った坂口は、感無量な面持ちで時に少し言葉に詰まりながら「お疲れ様でした。大変だった……。個人的には2クール連続というのもあったけれど、本当に大変な半年間でした」とコメント。さらに「クランクアップはわりと経験してきた方ではあるんですけれど、ここまでやり切ったと思える作品はなかなか久しぶりだし。二宮という役は、最初に悠香が亡くなって、しんどい思いで生きなければいけなかったので、正直めちゃくちゃしんどかったですけれど。本当にスタッフの皆様がモチベーションでいてくれたのでやり切れました」と続けた。そんな坂口を、現場のスタッフたちは温かい拍手で包んだ。

先週放送の第7話では、婚約者の死の真相、さらにCODEの背後にいた黒幕の存在が全て明らかに。20日放送の第8話からは、いよいよ全ての事実を知った二宮が、CODEの全貌解明に挑んでいく最終章へ突入。果たしてCODEに潜む陰謀とは。